さようなら「1000形菱形パンタグラフ」

 01, 2015 21:00
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平成27年8月18日より、江ノ電1101Fに「さようなら1000形菱形パンタフラフ」のヘッドマークが取付られました。
これは1101Fが9月からリニューアル工事を受ける予定で、その際にパンタグラフも交換されることになったからです。
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取り付けられた「さようならマーク」。こちらは藤沢方です。
反対側の鎌倉方はデザインが違っており、作られた方の思いが伝わってきます。

江ノ電1000形(1500形含む)は、登場から今まで大型の「菱形パンタグラフ」を装備していました。
形式名は「PT4314S」。江ノ電300形にも使われています。
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しかし、「設置面積と可動域が大きい」「パーツが多い」「点検に手間がかかる」など、気が付けば「旧式」に。
現在、パンタグラフの主流は「シングルアーム式パンタグラフ」。
部品数が以前の約半数以下でありながら、追随性がよく、メンテナンスしやすい構造です。
(降雪時の押上力の低下防止、風切音の低下、架線高さへの適応の良さ・・・などなど)
江ノ電のシングルアームのパンタグラフは「PT7121」という型式。
これは江ノ電10形、20形、500形でデビュー時から使用されています。
PT7121.jpg

新型車両が登場しても、江ノ電1000形は大きい菱形のパンタグラフが取り付けられていました。
しかし、こんなところにも時代の波が押し寄せてきました。
2年前、1501Fがリニューアル工事を受けた際、パンタグラフをシングルアーム式に変更。
これを皮切りに、今年4月までに4編成交換されました。
(1501F、1201F、1502F、1001Fの順)

江ノ島電鉄さんでは今年度中に残った1000形もすべてリニューアルする計画とのこと。
リニューアルでは室内LED広告の新規設置やパンタグラフの交換も含まれています。

気が付けば1000形の中で、最後まで「菱形パンタグラフ」を使っていた1101F。
とうとう今年の夏を最後に交換されることになりました。。。。

平成27年8月30日(日)。朝から雨。
明朝で最後となるのを知ったのか、時折雨足が強くなるなどの涙雨。

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この日は同僚の1001Fとペアを組み、藤沢と鎌倉を何度も往復。
1001Fも昨年の冬にパンタグラフが交換され、ガラッと印象が変わってしまいました。
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江ノ島の交換で、同型の1201Fと並びました。
パンタグラフが違うだけで印象が違います。
(色も両方違いますけど(汗))

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今度は1002Fと交換するシーン。
1002Fは8月中旬に全般検査&リニューアル工事を終えたばかりでピカピカです。
行先表示機も1002Fは流行のフルカラーLEDです。
(1002Fの件は、また記事にしたいと思います)
上の1201Fといい、1002Fといい・・・同型の電車とは思えないですね・・・。

また江ノ電1101Fで気になるところでは・・・・
IMG_4446 (2)
『扇風機』です。デビューした頃は冷房が付いていなかったので、扇風機が付けられていました。
(昔の電車では多くみられましたが・・・今ではほとんど残っていませんね)
1101Fは、「江ノ電の車両」の中で、唯一客室に「扇風機」が残っていた車両でした。

リニューアル後も残ると良いのですが・・・動向が気になります。

最後は腰越の併用軌道で見送ることとしました。
IMG_4558 (2)

どしゃ降りの雨の中、いつもの腰越の街を走り去る1101F。
翌日の朝、何事も無かったのように、ひっそりと運用から離脱しました。

「当たり前」だった光景が、またひとつ消えました。

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