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江ノ電の「レール交換」を見る

 22, 2015 14:40
IMG_6642 (2)

今回は江ノ電の「レール交換」を観察したいと思います。
(鉄分が濃い?内容になっていますので、お時間のある方は「続きを読む」をご覧ください)

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IMG_6463 (2)

今回、レール交換直後を見ることが出来たのは「稲村ヶ崎一号踏切」。
美味しい焼き豚で知られる「稲村亭」のそばの踏切です。

IMG_6641 (2)

さて問題です。
この度、この線路の片側のレールが交換されました。
さて、どちらのレールでしょうか・・・?

IMG_6460 (2)





答えは「右側」のレール。
左側はピカピカに光っていますが、右側はうっすらと錆びています。

レール

当然ながら新品のレールは未使用です。
なぜ錆びるかと言いますと・・・
レールは純度の高い鉄で出来ているので、空気に触れただけで「酸化」つまり「錆」が出てしまうのです。
新品の場合、表面だけが錆びているだけで、内部は腐食していないのです。

逆に左側のレールはピカピカに光っています。
これは電車の車輪との摩擦で表面が削られて光っているのです。
(刀を研ぐ際に、砥石で磨くのと同じこと)

しかし、何千回、何万回と電車が行き来すると、ピカピカのレールでも徐々に凹凸が発生し、また偏り減ってしまい、安全な基準値を満たさなくなり、交換しなくてはならなくなります。

今回、交換されたレールが線路の脇に置いてありました。
(当然ながら望遠で撮影)
IMG_6470 (2)


断面を観察すると・・・・
(回転して拡大)

IMG_6470 (3)

右側は形が整っているのに対し、左側は変な形に削られてしまっています。
このレールは、左カーブの外側の線路で使われていました。

IMG_6470 (4)

右半分を線対称に左半分に重ねたのがコチラ。
左側に電車の力が強くかかり、赤く塗った部分が削られてなくなっています。

また矢印で刺した部分に力が掛かり(黒くなっている)、その方向に歪んでいるのが分かります。
レールの頭頂部が縮むように歪み、波状になっています。

IMG_6458 (2)

レールと同時に「レールボンド」も交換されました。
レールには電車の電流などが流れていますが、レールには継ぎ目があるため、継ぎ目に導線を取り付けて電流を確保する必要があるのです。
その導線として使われるのがレールボンドです。
レールにボンドを溶接した後は、黒ペンキで塗られました。
(ボンドに色を塗るのは、地域や施工会社によって違うようです)

今回はこの場所のレールが交換されましたが、江ノ電のレールは所々で傷んでいます。
IMG_6827 (2)
江ノ電某所のレール。
急カーブの為、偏摩耗が起きています。
拡大すると・・・
レール (2)
右カーブの外側のレールなので、右側が大きく削られています。
当然、電車が何度も往復すると、レールの表面が凸凹になり、電車が揺れる原因になります。
そのため、事あるたびにレールを削正して平らになるように整えます。
(でっかいヤスリで削るので、熱い&鉄粉&機械と重労働です)

見えないところで「江ノ電の旅」を支えている方々がいることを改めて認識しました。
日夜、レールをはじめとした設備の保守されている方々に、本当に頭が下がります。
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